2018.09.19 / 日記

お子さんと楽しむ「中秋の名月」 今年は9/24(祝月)

 

なぜお月見するの?

「中秋の名月」とは、旧暦の8月15日に行うお月見のことで、これを「十五夜」と呼びます。旧暦8月15日は秋(7~9月)のちょうど真ん中の日なので「中秋」。この頃は気候上、空気が澄んで月がとても美しく見えるとされています。また農耕作では月の満ち欠けが大きく関わること、ご先祖様への感謝や豊穣の願いも込められ、日本ではお月見という習慣がながく続けられています。

その由来は?

日本には縄文時代から月を愛でる習慣がありましたが、宴のようなお月見は平安時代に中国から伝わり、宮中行事とされていました。当時は直接月を見ることはせず、景色の一部に月を入れて眺めたり、月を水や杯にうつし眺めるなど、貴族が観月の宴を楽しんだ様子が記録されています。
江戸時代には、庶民も先祖への感謝や収穫を祈りながら月を眺める習慣ができ、収穫時季であるイモ類をお供えしたことから芋名月とも呼ばれるようになりました。
また10月にも十三夜があり、のちの月豆(栗)名月と呼ばれています。十五夜と十三夜は、どちらか片方だけ見ることを片見月といい縁起が悪く、両方見る方が縁起が良いという言い伝えもあります。

満月は9月25日の十六夜

今年は9月24日が十五夜。毎年十五夜が満月とは限らず、今年のように十五夜(中秋の名月、9/24)と満月(9/25)が一致しないことは珍しいことではないようです。9月25日は新月から数えて16日目の夜で十六夜となります。十六夜は「じゅうろくや」または「いざよい」と読みますが、16日目の月は出るのが少々遅いため「ためらう=いざよう」、ためらいながら出る月から「いざよい」と呼ばれるようになりました。なんと風流なこと❢

また、十五夜に雲に隠れて見えない月を「無月(むげつ)」、同じく雨が降ると「雨月(うげつ)」とよび、月が見えない夜でも月を感じてその風情を愉しむ。。日本人が自然と共に生きる中で培った感性、その時々の状況を受け入れて興じる心を感じます。

ウサギと団子とススキ

月を見るとウサギが餅をついているといいますね。これには伝説があります。
昔、サルとキツネとウサギが、見すぼらしく汚れた身なりで道で倒れている老人に出会いました。
3匹は老人を助けようと、サルは木の実を採り、キツネは魚をとり、老人に差し出しました。しかしウサギはどうしても何も用意することができませんでした。老人を助けたいウサギは悩んだ末、サルとキツネに火を起してもらい、自分の体を焼いて老人の食料とすべく火の中に飛び込みました。
この姿を見た老人は、帝釈天の真の姿を現して、ウサギのこれ程の慈悲の行いを言い伝えるためにウサギを月に住まわせたといわれています。そして餅をついているのは、豊穣の願いと感謝です。

ススキは、魔よけの意味と、神様の依り代である稲穂の代わりといわれています。
お団子は月と同じ丸い形にしてまずお供えし、感謝の気持ちと満月のように事が満つるよう祈ります。その団子を食べることで健康や幸福、ご利益をいただけると伝えられています。

お子さんと一緒に楽しむお月見

こうして考えると、お月見は日本人の心の豊かさ、慈悲心、風情、自然と共に生きる知恵や心持を含んだ行事だとわかります。この良さを伝えるいい機会になるよう、子供たちと一緒にお月見を楽しんではいかがでしょうか。物語を話したり、絵本の読み聞かせや、お団子作りや飾り付けなどをしながら、大切な心を育むための時間を一緒に過ごすことができます。

【絵本】
夜は大忙し『おつきさまはよるなにをしているの?』アンネ エルボー (著)
月からきたうさぎ『おつきみうさぎ』中川ひろたか(著)
お月様がおちてきた!大変!『いただきますの おつきさま』作: 鈴木 真実 
たぬきのための楽しい歌をわすれちゃった『つきよのうた』作・絵:はせがわさとみ

【折り紙など】
簡単!組みてるだけのペーパークラフト、ウサギやお団子
初級編!折り紙のウサギ

【お団子をつくって食べよう❢】
だんご粉
伊勢茶きな粉
有機きな粉
あずき水煮

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